キッチンカー開業への軌跡〜出店編Vol7〜

「何をもって尊ぶのか」2023年1月

年が明け、2023年になりました。

飲食業界にとって

例年1月~2月は売上が厳しい時期だと言われます。

それはキッチンカー業界にとっても例外ではないと思います。

個人的には、

昨年夏に18年勤めた会社を辞め、資格試験の猛勉強を経て

12月からは完全個人事業主として

キッチンカー事業1本になった。

会社員時代より当然に手取りが減り、

正直お金の不安は拭えない。

気持ちが落ちることもある。

そんな時、働くうえで自分にとって何が大事かと考えました。

まず第一に「自分で生きていく力」をつけること。

個人事業で生きていくからには売上は勿論大事です。

だけどお金ばかりを追いかけても上手くいかない。

その為には「人の縁」が大事だと考えます。

人は一人では生きていけません。

人に対する「義」をもって、人との「縁」を繋いで、

その縁を広げていくこと。

それが自分にとっての指針。

「自分の尊ぶ姿勢」であると思うのです。

その姿勢は、キッチンカー事業をやる上でもとても重要だと思います。

今年から始めた「キッチンカー場所作りプロジェクト」

においても「人の縁」の大事さは強く感じます。

お客様は勿論、出店場所を提供して下さる企業様、事業主様等、同業者の方も然りです。

「お金の向こうに人がいる」

その人々に喜んで貰う為に働くことが大事なんだと今は思っています。

2023年、今年一年もキッチンカー出店はもちろん、

「場所作りプロジェクト」「資格試験」など精力的に活動していきますので、

どうぞ宜しくお願い致します。

「キッチンカー場所作りプロジェクト」

の立ち上げた想いは、こちらからご覧頂けます。

「なんだろう、不思議と楽しい」東村山市ピタットハウス久米川店 2023年2月5日

地元東村山市での出店はこれまでにも、

「つむじ市」でのマルシェ、「木づつみのえん」でのイベント主催など

で出店してきましたが、

今回は、人との縁が繋がり「ピタットハウス久米川店」様

で初出店することになりました。

この日は土曜日という休日とは言え、いつもの公園出店とは違い、

駅前商店街での出店になります。

その点からも、正直そこまで受け入れられるか不安でした。

でも、どうだろう。

開店早々に「近くに来るの待ってた」とSNSでのフォロワーさんが駆けつけてくれたり、

おばぁちゃんが「ここら辺じゃ珍しいし、売れるわよ」と言ってくれたり、

午前中に来てくれた女の子が、

午後にまたパパと一緒に来てくれたり、

「次いつ出店しますか?」と聞かれて「まだ未定なんです」答えると、

午後お子様と一緒に来てくれたり、

そんな、なんだか心暖まるお客様が多くいらして頂き、

純粋に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

それがまた地元東村山だから尚更でした。

地元繋がりで、縁が広がり、

ピタットハウスさん以外にも

今後、東村山市でのキッチンカーでの出店が増えていきます。

大変有難いことだし、

「東村山市をキッチンカーを通して少しでも盛り上げられたら」という想いで

やってきた部分もあるもあるので、

自分としても嬉しいことです。

そんな嬉しい可能性を感じられた一日でした。

ありがとうございました。

「コラボ出店は楽しい!!」東村山市さくら通りエネックス 2023年3月3日

縁がつながって、

また地元東村山市でキッチンカーが出店出来る場所が誕生しました。

東村山駅東口から真っ直ぐのびる「さくら通り」。

その道沿いに面した「エネックス敷地内」での出店になります。

「さくら通り」の名の通り、道路に面して桜が立ち並んでいます。

桜の咲く季節は綺麗ですね。

その桜満開の時にキッチンカーも出店できたら素敵ですね。

そして今回初出店にあたり、美味いもんマルシェでもご一緒した、

たこ焼き屋さんのキッチンカー「有助さん」と

コラボ出店させて頂きました!

この日は日中はポカポカ陽気で

出店していて気持ちよかったですね。

そんな中、有助さんのたこ焼きを

夕方下校途中の高校生達が「美味い!!」を

連呼しながらおかわりしていたり、

また、近所の小学生達が下校途中にキッチンカーがいるのを発見して、

わざわざ一回お家に帰ってから来てくれて、

お友達同士でわたあめを食べて貰ったりと、

そんな光景を見れて素直に嬉しかったですね。

そして、別日にキッチンカーコラボ出店第二弾として、

本格中華のキッチンカー「Sin軒さん」ともご一緒させて頂きました!

Sin軒さんとも美味いもんマルシェでご一緒させて頂いていて、

本当にこうして一緒に出店して頂けるだけでも有難いことですし、

ご縁に感謝です。

この日も天気は最高で、

ママさんお子様達に加え 多くの高校生達にもお立ち寄り頂き、

ありがとうございました!

明日が高校の卒業式だという子もいて おめでたいですね。

今回ご一緒させて頂いた、有助さんとSin軒さんの

接客などに大変学ぶことが多く、充実した時間を過ごすことが出来ました。

貴重なご縁で当店が管理させて頂くことになった、

地元東村山市でのこの場所は、

今後も色々なキッチンカーさんが出店して頂けて、

地域の方々に喜んで頂けるような

「場所」として育っていけるといいなぁっと思っています。

宜しくお願い致します。

「心意気に感謝」武蔵村山市 Mフェス 2023年3月25、26日

キッチンカーにとって雨は天敵です。

特にわたあめは湿度に弱いので尚更です。

更に、普段公園などに出店の場合、人はほとんどいない為、

通常、雨天予報の場合、出店は中止することがほとんどです。

勿論、雨で出店中止になった場合、その日の売上はありません。

そんな事情ながら、その週の週末には大きなイベントが控えてました。

前回そのイベントに出店した際、大勢の人々が集まり大盛況でした。

しかし、その週末の予報はずっと雨。

せっかく楽しみにしていたイベントも

中止かなと思っていた矢先、

主催者様から雨天決行の連絡がありました。

屋外で開催予定だった会場を急遽屋内の屋根のある場所へ

変更して頂いたのです。

この対応には、正直嬉しかった。

また、主催者様の絶対に開催するという、心意気に痺れました。

これは、その心意気に応える為にも、

出店させて頂くからには精一杯やりきろうと思いました。

そんな、武蔵村山市で開催された「Mフェス」でしたが、

土日の2日間ともに雨は降り、また冬が戻ったような寒い日でしたが

大変多くの方々に当店にお立ち寄り頂けました。

ありがとうございました!

正直、雨の中、キッチンカーでわたあめを作ることは条件的に厳しいのですが、

この二日間は、精一杯やり切りました!

そんな悪条件にも関わらず、

二日目の日曜日には、

当店の最高売上を記録することが出来ました。

寒い中、並んでまでご購入頂いたお客様には

感謝しかありません。

最後に、あいにくの雨にも関わらず、

急遽屋内に場所を変更してまでイベントを開催して頂いた、

主催者様及び関係者の方々、ありがとうございました!

「地元に移動動物園がやってきた!」東村山市エネックス給油所跡地 2023年4月2日

2023年に「キッチンカー場所作りプロジェクト」を始動してから、

有難いことに縁の繋がりでキッチンカーの出店できる場所も増えてきて、

それに伴い、地元東村山市での出店場所も増えてきました。

また、地元企業の社長様や地域の活性化の為に活動されている方々とも

縁が広がり繋がることができ、有難い次第ですね。

今回のイベントにおいても、そんな縁の繋がりからご紹介を受けて

キッチンカーの出店の機会を得ることが出来ました。

東村山市に移動動物園がやってくるなんて凄いワクワクするイベントですね。

事前に主催者様とも協議をし、いよいよ当日を迎えました。

この日は、OPEN前から地元の方々が集まり、

既に行列ができるほど賑わいました。

来場者様は最終的には約400名に迫る勢いだったようです。

子供達がお馬さんに乗ったり、

モルモットを撫でたり出来て

嬉しそうでしたね。

桜も見頃なのもまた良かったです。

そんな中、

当店にも開店早々から最後まで多くの方々にお立ち寄り頂きありがとうございました!

「前回この味食べたから、今日はこの味にしよう」などの会話がちらほら聞こえ

当店も東村山の方々に少しづつ知って貰えるようになってきたのかなと、

わたあめを作りながら嬉しかったです。

最後15:00終了予定が1時間半もオーバーしてしまいましたが、

皆さんにわたあめを提供できて何よりでした。

この移動動物園は今回に限らず、2回3回と続けていき、

最終的には東村山市に動物園を作る計画まであるみたいなので、

実現したら今から楽しみですね。

次の週には、この同じ場所で

「第4回キッチンカー美味いもんマルシェ」も

開催予定なので、どうなるのかドキドキですが楽しみです。

「不安の先へ」 練馬区光ヶ丘公園 2023年4月23日

会社勤めしていた時は、よく不安で会社に行きたくなかった日があったけど、

キッチンカーの出店に際し、そこまで不安になることはあまりなかった。

でも、今回は珍しく出店が不安だった。

なぜなら昨日の出店の際、わたあめ機が不調で、どうにもあわためを作ることが出来なくなり、

無念ながらも午後早々に店を閉めざるをえず、

その後、わたあめ機のメンテナンスに費やしたからだ。

このわたあめ機(相棒)がなかなかの

「じゃじゃ馬」で、扱いには本当に苦労させられてきた。日頃の清掃、メンテは勿論、

微妙なセッティング、その日の気温、湿度に至るまで細部に気を使わないとすぐへそを曲げる。

昨日メンテはしたものの、今日ご機嫌に動いてくれるかは正直分からなかった。

だから不安だった。

また昨日と同じようにわたあめが作れなかったらどうしよう。

そしてそんな気持ちを抱えながら、

この日を迎えた。

店を開店させ、営業中しばらくわたあめを作りながら様子をみたが、大丈夫そう。

むしろ上機嫌じゃないか。

そんなに昨日のメンテが効いてご機嫌になったのかい。

そこから先は、調子が上がり、

お客様も最後まで途切れることなくご来店下さり、

不安の先に沢山のお客様の笑顔に出会え、

楽しい時間が過ごせました。

ありがとうございました。

そして相棒、お疲れ様。

よく頑張ったな。

そして、これからも宜しく頼むよ。

約2週間にわたる店舗内営業 「アリオ北砂店舗内」2023年4/26〜5/8

以前に、タカシマヤ高崎店の店内にて営業をさせて頂いたことはあったのですが、

今回は約2週間にわたる連続営業。

しかも、キッチンカーを離れての店内営業ということで、

始まるまでは不安と緊張が凄かった。

しかし、終わってみて振り返ってみると、

本当に多くの学びと貴重な経験を得ることが出来ました。

先ず第一に大きなトラブルも無く、無事乗り切れたことにほっとしています。

正直、途中アルバイトスタッフさんにお手伝い頂いた日もありましたが、

10日間以上の連続勤務は初めてということもあり、

また慣れない場所での営業もあり、

疲労の蓄積はかなりありました。

また、キッチンカーとは違う店舗内での販売という難しさも経験しました。

どこに難しさがあったかというと、

店舗内には陳列棚があり、あるからにはそこに商品を陳列しなくては、

見栄えが悪くなります。

そこで、商品棚に商品を並べるのですが、

やはりお客様としては、商品が並んでいれば、

そこから購入するのが大体の流れになります。

そうするとキッチンカーの醍醐味でもあった

わたあめを作っているところを直接近くで見てもらう、

ということが出来なくなります。

また、今回店舗内の配置で言うと、

わたあめ機は販売口の反対側にあり、

わたあめを作るときは、お客様に背を向けることになります。

そうなると、ただ商品棚に並んでいるわたあめを購入して頂くことに、

本当にお客様に対して満足度を上げることが出来るのだろうかという

気持ちがありました。

そこで、営業当初は、注文を受けると商品棚から商品を選んで頂くようにしていたのですが、

途中からは、出来るだけ注文を受けたらその場で作るように変えました。

また、POPもいかにお客様の目に留まるかを試行錯誤しながら

日々改良していきました。

そんな甲斐もあってか、

1度ご購入頂いたお客様が、また別の日に

「とても美味しかったから」と来て頂いた方も、

複数人いらっしゃりとても嬉しかったです。

また、遠方からわざわざ東京まで来て頂いた方もいて、自分も会いたかった方なので本当に嬉しかったり、

そんな嬉しい出会いも沢山ありました。

また、キッチンカーから離れたことで、

改めてキッチンカーの良さを認識出来ることもありました。

このような貴重な経験が出来たことが、今回の何よりの収穫になります。

この期間中、お立ち寄り頂いたお客様、ありがとうございました。

この経験を今後に活かしていきたいと思います。

「またひとつ限界を超えた」東久留米市 落合幼稚園キッチンカーイベント2023年5月28日

当日の出店を終えた直後は、体も頭も動かすことが出来なかった。

水分をがぶ飲みし、少し座って休憩し、

ようやく少し頭が回るようになってから、この文章を書いている。

恐らく今日出店されたキッチンカーの方々は皆んなそんな感じだったと思う。

それほど、この日の落合幼稚園様でのイベントは、

来園された方々の勢いが凄かった。

コロナが5類に下がり、ようやく収まりかけていてる今、

数年ぶりになる幼稚園でのイベント開催。

その催しの一環として、園長様はじめ、園関係者の方々でキッチンカーを呼ぼうと検討され、

今回お声掛け頂いきました。

「地域の活性化に協力したい」

「子供達に笑顔を届けたい」

そう願いながら常々活動している当店においては、

お話を頂いた時、嬉しい気持ち、及び感謝しかありませんでした。

事前の打合せにおいて、

園長様からも同じ志しがあることが大いに感じられ、

その気持ちに精一杯応えたいと思った。

この日は、園のダンスクラブにおける発表会も兼ねた

キッチンカーイベント。

そんな最高の舞台が用意された。

「これはやるしかない」

と過去最高の在庫数を事前に用意し、

オペレーションも再度改めて、

その結果、今までで最速のオペレーションを実現出来たと思う。

それでも当日のお客様の勢いは予想以上に凄かった。

どんなに最速に提供しても、お客様の長蛇の列は最後迄、

途切れることはありませんでした。

まだまだ改善出来ることはありますが、

それでもこの日は、またひとつ限界を突破することが出来ました。

ありがとうございました!

そんな「落合幼稚園」様でのイベント開催でしたが、

先ずは無事に終えることが出来た

ことに安堵しています。

そして、「キッチンカー場所作りプロジェクト」を通して、

今回出店して頂いたキッチンカー事業者の方々、ありがとうございました。

また、大変多くの来園者様が、各キッチンカーをご利用頂き、ありがとうございました!

その反面、

早々に完売をしてしまったり、

長蛇の列で長時間待たせてしまったり、

最後時間の都合により、ご購入出来なかった方々につきましては、

大変申し訳ありませんでした。

今後改善していくよう尽力していきます。

最後に、今回の素敵なイベントにお誘い頂いた

「落合幼稚園」様、ありがとうございました!

色々お気遣いも頂き、大変感謝しております。

そして、既に次回「落合幼稚園」様での

開催も決まっております。

7/15(土)「 夏祭り」にて

キッチンカーイベントが開催されます。

魅力的なキッチンカーが再度集結致しますので、

宜しくお願い致します!

「完売は全く誇らしくない」砧公園 2023年6月18日

普段キッチンカーで「わたあめ」のみで販売している時は、

仕込みも特になく、ザラメやカップなどの常備在庫数を気にかけていれば、

そんなに営業中に在庫切れ(完売)を気にすることなく最後まで、めいいっぱい営業出来る。

ただこの週末は、梅雨をすっ飛ばし夏のような暑さになったこともさることながら、

砧公園という都内でも有数な規模の公園でしかも、今回は家族連れでにぎわう遊具側での出店になり、

完全に土曜日は「かき氷」の用意数を見誤った。

結果、14:00過ぎにはかき氷は完全完売になってしまった。

SNS上では、キッチンカー事業者が完売で終了したことを、

さも誇らしげに発信しているのも見かけたりするが、

この日の自分は全くそんな感情は起こらなかった。

商品を切らしたことにより、提供出来なかった方々に申し訳ない気持ちと、

笑顔をお子様達に届けることが出来なかった不甲斐なさの感情が上回った。

だから、次の日の日曜日は、

絶対に完売しない量を用意した。

そして、最後ギリギリ迄商品を切らすことなく営業をやり切ることが出来た。

また一つ学びを得て

充実した時間を過ごすことが出来ました。

感謝。

「わたあめにかけた男とそれに並んでくれる人達」武蔵村山いずみ幼稚園 2023年6月25日

この日は武蔵村山市のいずみ幼稚園の「いずみフェスタ」。

なんと4年振りの開催!

そんなはれの舞台に当店を呼んで頂きました。

事前打合せの時から園長様初め、園の方々のやる気がビシバシ伝わってきてました。

だからなのか、この日は朝から珍しく緊張していた。

もうわたあめ屋さんのキッチンカーを初めて2年半になるのだが、

未だに初めての場所のイベントは緊張するものです。

そしてこの日は開始して1時間位経つまでずっと緊張が解けなかった。

それ程、

この日の会場の「熱」が凄かった。

それは9:00~12:00迄という3時間という限られた営業時間も関係していたのかもしれない。

だからようやく緊張が和らいだ時には既に全体時間の1/3が過ぎていたのだ。

また、状況はと言うと

開店早々、園児、卒園児等のご家族様連れで賑わい、当店もみるみるうちに行列になってしまった。

また、夏日の暑さも加わり車内の温度もぐんぐん上がった。

わたあめ機の釜の温度は約300度になり、その高温で一気にザラメを溶かしわたあめを飛ばすのだが、

その熱波が体の正面からもろに浴びる。

背後には除湿機から排出される、これまた熱波を浴びる。

全身から汗がよくそんな出るねっていうくらい吹き出す。

サウナの中で作業をしているようなもんだ。

でもそんなことは大した問題ではない。

並んでくれているお客様に一刻でも早くわたあめを提供したいからだ。

思えば、

1年前までは平日会社員しながらわたあめ屋さんもやっていたのだが、

今はわたあめ屋さん1本で生活している

2〜3年前には想像すらしていなかった姿だ。

たまに「人生どうなるかわからないものだな」とふと思う時がある。

そんなわたあめに人生をかけた男のお店に人々が列を並んでまで購入してくれる。

こんな嬉しいことはない。

1時間半並んだということは、今日のイベント時間の半分の時間を費やしたということだ。

だから一人一人のお客様に対して、最高のわたあめを提供する義務がある。

目の前のお子様達に笑顔を届ける責任がある。

そんな思いをつむぎながら、この日はわたあめを作っていました。

「気づけば3回目」所沢神明社 夏祭り 2023年8月6.7日

埼玉県所沢駅からほど近い神明社。

通りには高層マンションが立ち並びます。

そこから小道に入って坂を登ったところに

神明社があります。まるでそこだけは山の中にいるような

不思議な感じになります。

その社で開かれる「宵の市」。

この年の夏の暑さはまさに「危険な暑さ」。

15:00から開催と少し暑さも緩んだ時間帯からで

出店する側としても有難いです。

今年は2日間出店させて頂きましたが、

両日とも開店前から終了間際迄、

絶えずお客様にお立ち寄り頂き、

ありがとうございました。

気付けばこの「所沢神明社宵の市」も

今年で3回目の出店となりました。

キッチンカーを始めた年から出店させて頂き、

人の波に飲み込まれ無我夢中でこなした1年目。

コロナ感染対策を実施しながら

なんとか開催して頂いた2年目。

そして今年の3年目は、

初年度に比べれば少しは自分の提供スピード等の経験値の上積みを感じることが出来ました。

そんな中、多くのお子様達の笑顔にも出会え、

わたあめを作りながら、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

この2日間にてお立ち寄り頂いた方々、ありがとうございました。

最後に、まだ名もない初年度から

3回目となる今回も当店にお声掛け頂いた

主催者様及び関係者の方々、

ありがとうございました。

「フラワーフルーツわたあめ」荒川区汐入公園「汐入祭り」2023年8月27日

イベントに出店する際は、多くの方々のご来店が予想される為、

提供スピードが求められる現場が多い。

その際は、味の種類を絞ったりするのですが、

そもそも棒がNGだったりすると「フラワーフルーツわたあめ」を無しする場合もある。

ミニカップやバケツタイプのみで味種類を絞れば、

これまでの経験で、かなりのスピードで提供出来るようになった。
この日の汐入公園でのお祭りもかなりの人出が予想され、

当店への行列も想定できた。

だから、この日は
「フラワーフルーツわたあめ」を無しにしようか。

そんな考えもふとよぎった。

でも、
フラワーフルーツわたあめを無しにした場合、

それを目当てにご来店くださるお客様の期待や

今回お声がけ頂いたので主催者様の期待を

裏切ることになるのではないか。

そもそもフラワーフルーツわたあめをやらない当店は本当に

「バルブデパパ」と呼べるのか。

そんな気持ちが湧き起こり

「フラワーフルーツわたあめは当店のメインシンボル商品なんだから、やれる時はやろう」

そう決意し、この日に挑みました。

結果、

当店に並んで頂いたほぼ大半のお客様が

「フラワーフルーツわたあめ」を注文してくださいました。

確かに提供するのには時間がかかる。

でもそれに変えられない、

商品を渡す際のお客様の驚く姿や

お子様達の嬉しそうに喜ぶ姿が、

何よりも当店にとって大事なんだと

改めて気付かされました。

そんな荒川区「汐入公園」汐入祭りでしたが、

準備段階から公園入場口の外に長蛇の列ができていて、

その時点で凄い熱気でした。

開店早々から最後1時間以上時間をオーバーしましたが、

最後迄やりきることが出来ました。

沢山の方々に

「フラワーフルーツわたあめ」を味わって貰えて嬉しかったです。

ありがとうございました!

また、今回お声掛け頂いた主催者様、並びに関係者の方々、

細かいサポート迄して頂き

ありがとうございました。

問合せどうぞ(Mail)

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